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上咽頭炎

上咽頭炎(じょういんとうえん)は、鼻の奥とのどの境目にある「上咽頭」という部位に炎症が起こる病気です。この場所は空気の通り道であり、外からのウイルスや細菌が付着しやすいため、非常に繊細でトラブルが起きやすい部位でもあります。 東京都江戸川区西小岩にある、すぎやま耳鼻咽喉科クリニックでは、この上咽頭炎の診断と治療に積極的に取り組んでいます。小岩駅北口から徒歩1分という通いやすい場所に位置し、地域の皆さんの「みみ・はな・のど」のかかりつけ医として日々診療を行っています。 当院の院長は日本耳鼻咽喉科学会専門医であり、専門的な知見に基づいた正確な診断を心がけています。上咽頭は通常ののど鏡では見えにくい場所ですが、当院では内視鏡検査を実施することで、炎症の程度を詳細に確認することが可能です。 「のどの違和感が続いているけれど、どこに相談していいか分からない」と悩まれている患者さんは少なくありません。私たちは、そうした不安に寄り添い、専門医として適切なアプローチを提案することで、皆さんが健やかな毎日を取り戻せるようサポートいたします。

上咽頭炎の症状について

上咽頭炎の症状は多岐にわたり、のどや鼻の直接的な違和感だけでなく、全身の不調として現れることもあります。これは上咽頭が自律神経と深く関わっているためと考えられています。 臨床現場でよく拝見する主な症状には、以下のようなものがあります。

  • のどの奥がイガイガしたり、ヒリヒリしたりするような痛みがある・・
  • 鼻の奥に重苦しい感じや、何か詰まっているような違和感がある・・
  • 鼻水がのどの方へ流れてくる「後鼻漏(こうびろう)」という症状がある・・
  • のどに痰が絡みやすく、何度も咳払いをしてしまう・・
  • 耳の下の痛みや、耳が詰まったような閉塞感を感じる・・

また、炎症が慢性化すると、局所的な症状以外にも全身に影響を及ぼすことがあります。 例えば、原因の分からない頭痛や肩こり、首のこり、全身の倦怠感(体がだるい感じ)などが挙げられます。 これらの症状が重なることで集中力が低下したり、睡眠の質が悪くなったりすることもあります。 もし、これらの症状に心当たりがあり、内科や他の病院で受診しても「特に異常はない」と言われた経験がある方は、上咽頭に慢性的な炎症が隠れている可能性があります。 江戸川区の当院では、こうした捉えどころのない症状についても、専門医の視点から丁寧に原因を探ってまいります。

上咽頭炎の原因について

上咽頭炎が起こる原因は一つではありませんが、多くの場合、ウイルスや細菌の感染、あるいは環境の変化が引き金となります。 私たちは日常生活の中で、常に鼻から空気を吸い込んでいます。上咽頭はその空気の通り道にあるため、空気中の異物をブロックするフィルターのような役割を担っています。 そのため、以下のような要因で炎症が引き起こされやすくなります。

感染によるもの

風邪やインフルエンザなどのウイルス感染がきっかけで上咽頭に急激な炎症が起こります。多くの方は数日で治まりますが、体力が落ちていたり、適切にケアができなかったりすると、炎症がくすぶり続けて慢性化することがあります。

物理的な刺激と乾燥

空気が乾燥している環境に長時間いたり、口呼吸の習慣があったりすると、上咽頭の粘膜が直接乾燥し、炎症を起こしやすくなります。 特に冬場の乾燥した季節や、エアコンの効いた室内での生活は注意が必要です。

アレルギー反応

花粉症やダストアレルギーなどのアレルギー性鼻炎がある方は、鼻の粘膜だけでなく上咽頭にも持続的な刺激が加わり、慢性的な炎症状態になりやすい傾向があります。

疲労とストレス

心身の疲労や過度なストレスは免疫力を低下させます。 これにより、普段なら跳ね返せるはずの軽微な刺激に対しても敏感に反応してしまい、炎症が悪化する一因となります。 江戸川区西小岩周辺にお住まいの方や、お仕事で忙しくされている方の中にも、こうした複合的な要因で上咽頭炎を抱えている方が多く見受けられます。

上咽頭炎の病気の種類について

上咽頭炎は、その経過や性質によって大きく二つのタイプに分かれます。

急性上咽頭炎

いわゆる「風邪のひき始め」に見られる状態で、急激にのどの奥が痛くなったり、発熱を伴ったりします。 適切な休息と対症療法によって、比較的短期間で改善することが多いのが特徴です。

慢性上咽頭炎

急性期の炎症が完全に治りきらず、数週間にわたって違和感が続く状態です。 あるいは、急性のような強い痛みはないものの、長期間「なんとなくのどがすっきりしない」といった症状が続きます。 慢性上咽頭炎は自覚症状が乏しい場合もあり、内視鏡で検査をしてみて初めて強い炎症が見つかることもあります。 このタイプは、後鼻漏や頭痛、全身の倦怠感など、一見のどとは無関係に見える不調を引き起こす「病巣疾患(びょうそうしっかん)」の源になることがあるため注意が必要です。

上咽頭炎の治療法について

当院では、患者さんの症状の程度や期間に合わせて、最適な治療法を選択していきます。 上咽頭炎の治療は、単に薬を飲むだけでなく、局所に対する直接的なアプローチが非常に有効です。

上咽頭擦過療法(EAT)

以前は「Bスポット療法」と呼ばれていた治療法で、塩化亜鉛という消炎作用のある薬液を染み込ませた綿棒を、鼻やのどから直接上咽頭にこすりつける処置です。 炎症がある場所に直接薬を塗るため、非常に高い効果が期待できます。 処置の際に痛みを感じたり、直後に少量の出血が見られたりすることもありますが、それは炎症がある証拠でもあります。 回数を重ねるごとに炎症が治まり、痛みも軽減していくのが一般的です。

ネブライザー療法

霧状にした薬剤を鼻やのどから吸入していただく治療です。 上咽頭の粘膜に薬剤が直接届き、炎症を鎮め、粘膜の状態を整える効果が期待できます。 当院では、清潔でリラックスできる環境でネブライザー治療を受けていただけるよう配慮しています。

内服薬による治療

炎症を抑える薬や、痰を出しやすくする去痰剤、必要に応じて抗生剤などを処方します。 また、漢方薬が効果的な場合もあり、患者さんの体質や症状に合わせて組み合わせていきます。

セルフケアの指導

治療の効果を持続させるためには、ご自宅でのケアも欠かせません。 鼻うがいのやり方や、室内の加湿、口呼吸を改善するためのアドバイスなど、日本耳鼻咽喉科学会専門医としての知見に基づいた生活指導を行っています。

上咽頭炎についてのよくある質問

Q1. 治療にはどのくらいの期間がかかりますか?

A1. 急性の場合は数日から1週間程度で改善することが多いですが、慢性上咽頭炎の場合は、週に1回から2回の通院を数ヶ月継続していただくのが一般的です。個人差はありますが、10回から15回程度の処置で症状の改善を実感される方が多いようです。

Q2. 上咽頭擦過療法(EAT)は痛いと聞きましたが本当ですか?

A2. 炎症が強い場所を綿棒で擦るため、どうしても痛みを感じることがあります。処置後数時間はのどにヒリヒリした感じが残ることもありますが、これは治療に伴う反応ですのでご安心ください。炎症が引くにつれて、処置時の痛みは徐々に和らいでいきます。

Q3. 子供でも受診できますか?

A3. はい、もちろんです。すぎやま耳鼻咽喉科クリニックでは、小さなお子さんからお年寄りまで幅広く診療を行っています。お子さんの長引く鼻水や咳が、実は上咽頭炎だったというケースも少なくありません。優しく丁寧な診療を心がけていますので、お気軽にご相談ください。

院長より

のどの違和感や鼻の奥の不調は、他人には伝わりにくく、ご本人にとっては非常にストレスの大きいものです。 「これくらいのことで病院に行ってもいいのかな」と遠慮される方もいらっしゃいますが、上咽頭炎は放置すると慢性化し、全身の不調につながることもあります。 私たち、すぎやま耳鼻咽喉科クリニックは、江戸川区西小岩の地で、地域の皆さんが何でも気軽に相談できる「街の専門医」でありたいと考えています。 私は日本耳鼻咽喉科学会専門医として、これまでの経験を活かし、丁寧な内視鏡検査と適切な処置を行うことで、患者さんの苦痛を少しでも早く取り除くことに全力を注いでいます。 小岩駅北口から徒歩1分という立地ですので、通勤・通学の途中でもお立ち寄りいただけます。 のどの不調がきっかけで毎日を沈んだ気持ちで過ごすのは、とてももったいないことです。 私たちが全力でサポートいたしますので、一人で悩まずに、まずは一度診察を受けに来てください。 明るく清潔なクリニックで、皆さんの来院をスタッフ一同お待ちしております。

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