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声帯ポリープ

声帯ポリープとは、のど仏の奥にある声を出すための器官である「声帯」に、小さな膨らみや隆起ができる病気です。この膨らみができることで、左右の声帯がきれいに閉じなくなり、隙間から空気が漏れて声がかすれてしまうのが主な特徴です。江戸川区のすぎやま耳鼻咽喉科クリニックでは、小岩駅北口から徒歩1分という通いやすい場所で、のどに違和感がある方や声がれにお悩みの方の診察を行っています。当院の院長は日本耳鼻咽喉科学会専門医であり、みみ・はな・のどの治療を専門とするプロフェッショナルです。特にのどの疾患は、ご自身では直接見ることができない場所だからこそ、専門的な知識と経験による正確な診断が欠かせません。当院では内視鏡検査を実施しており、モニターを使って患者さんと一緒に現在ののどの状態を確認しながら、わかりやすく丁寧な説明を心がけています。病気のなかには早めの治療が必要となるものもありますので、少しでも「声がおかしいな」「のどが詰まった感じがするな」と感じたら、一人で悩まずにお気軽に当院までご相談ください。地域に根ざしたクリニックとして、お子さまからお年寄りまで安心して受診いただける環境を整えています。

声帯ポリープの症状について

声帯ポリープの最も代表的な症状は、声がれ(嗄声:させい)です。本来、声帯は左右がぴったりと合わさり、振動することで音を出しますが、ポリープがあるとその振動が妨げられるため、声の質が変化してしまいます。

具体的には以下のような症状が現れることが多いです。

  • 声がカサカサしたり、ハスキーな感じになったりする。
  • 高い声が出にくくなる、または声が途切れてしまう。
  • 声を出し続けるとすぐにのどが疲れてしまう。
  • のどに何かが詰まっているような異物感や、イガイガした感じがある。

症状が進行すると、ささやき声のようなかすれた声しか出なくなったり、大きな声を出すことが困難になったりします。また、非常に稀なケースではありますが、ポリープが極端に巨大化すると、空気の通り道である気道を塞いでしまい、息苦しさを感じることもあります。のどの違和感は日常生活の質に大きく影響しますので、早めの対応が大切です。

臨床現場では、風邪による喉の痛みと勘違いされる患者さんも少なくありません。しかし、風邪の場合は数日から1週間程度で声の状態も回復していくのが一般的です。もし1週間以上経っても声の調子が戻らない場合や、徐々に悪化していると感じる場合は、声帯ポリープの可能性を考慮して専門的な検査を受けることを推奨します。

声帯ポリープの原因について

声帯ポリープが発生する最大の原因は、声の酷使、つまり声の出しすぎによる物理的な刺激です。大声を出しすぎたり、長時間話し続けたりすることで、声帯の粘膜にある小さな血管が破れて内出血を起こし、それがポリープへと変化していくと考えられています。

特に以下のような要因がリスクを高めます。

  • 教師、アナウンサー、営業職、接客業など、仕事で長時間声を出す必要がある。
  • カラオケでの熱唱や、スポーツ観戦での大声による応援。
  • 喫煙の習慣(タバコの煙による慢的な刺激)。
  • 強い咳が長く続くような呼吸器の疾患。

タバコを吸われる方は、煙に含まれる有害物質が常に声帯を刺激し続けているため、微細な炎症が治りにくく、ポリープが形成されやすい傾向にあります。また、お酒を飲んだ状態で大声を出すことも非常に危険です。アルコールの影響で血管が拡張しているため、普段よりも声帯が充血しやすく、出血のリスクが高まるからです。

すぎやま耳鼻咽喉科クリニックのある小岩駅周辺にお住まいの方や、通勤で駅を利用される方のなかにも、日々お仕事で声を酷使されている方は多いかと思います。一度の大きな発声だけでなく、日々の積み重ねによる慢的な負荷が原因となることも多いのがこの病気の特徴です。

声帯ポリープの病気の種類について

のどの奥にできる膨らみには、声帯ポリープ以外にもいくつかの似た病気があります。正確な診断を行うためには、これらとの見極めが非常に重要です。

まず、よく比較されるのが声帯結節(せいたいけっせつ)です。これは声帯の左右両側に「ペンだこ」のような硬い盛り上がりができるもので、主に慢性的な声の使いすぎで起こります。対して声帯ポリープは、片側だけにできることが多く、出血を伴う急激な刺激がきっかけになることが多いという違いがあります。

また、ポリープ様声帯という状態もあります。これは声帯全体が水ぶくれのようにブヨブヨに腫れてしまう病気で、原因のほとんどが喫煙です。声が非常に低くなるのが特徴で、女性の場合は男性のような低い声になってしまうことがよくあります。

さらに注意が必要なのは、良性のポリープではなく悪性腫瘍、つまり「のどのがん(喉頭がん)」です。初期症状は声帯ポリープと非常によく似ていますが、治療法は全く異なります。専門的な内視鏡検査を行わなければ判断が難しいため、自己判断で「ただの使いすぎだろう」と放置することは禁物です。当院では日本耳鼻咽喉科学会専門医である院長が、内視鏡を用いて細部まで慎重に観察を行い、適切な診断を下します。

声帯ポリープの治療法について

声帯ポリープの治療には、大きく分けて「保存的加療」と「手術的加療」の2つのアプローチがあります。

まず最初に行われるのが保存的加療です。これは可能な限り声を出すのを控える「沈黙療法」が基本となります。声を休めることで、声帯の炎症や内出血が自然に吸収され、ポリープが小さくなったり消失したりすることを期待します。あわせて、炎症を抑えるためのお薬の服用や、ネブライザー吸入治療を行います。ネブライザーとは、薬剤を細かい霧状にして直接のどに届ける治療で、腫れを鎮める効果が期待できます。

保存的加療の内容は以下の通りです。

  • 沈黙療法(できるだけ喋らない、ささやき声も控える)。
  • 薬物療法(消炎剤やステロイド剤などの投与)。
  • ネブライザー治療(通院による吸入)。
  • 生活習慣の改善(禁煙、加湿、適切な水分補給)。

しかし、数ヶ月の保存的加療を行っても改善が見られない場合や、ポリープが大きすぎて日常生活に支障がある場合は、手術が必要になることがあります。手術は顕微鏡下で行うことが一般的で、全身麻酔が必要となるため、提携する総合病院をご紹介させていただきます。

江戸川区の当院では、まず内視鏡検査を行い、現在の状態が保存的加療で改善する見込みがあるかどうかを慎重に見極めます。無理に声を出し続けることは症状の悪化を招くため、早期の段階で専門家による適切な治療プランを立てることが完治への近道です。

料金について

声帯ポリープの診察にかかる費用は、健康保険が適用されます。初診か再診か、また行う検査の内容によって異なりますが、目安となる料金は以下の通りです。

なお、下記の金額は3割負担の場合の概算です。

項目 費用目安(3割負担の場合) 備考
初診料・診察料 約1,000円 - 1,500円 お薬代は別途かかります
喉頭内視鏡検査 約2,000円 - 3,000円 のどの奥をカメラで確認します
ネブライザー治療 約200円 - 500円 薬剤の吸入治療です
処方箋料 約500円 - 700円 薬局でのお薬代が別途必要です

実際の診療内容によって前後いたしますが、初診で内視鏡検査を行った場合は、合計で4,000円から6,000円程度になることが多いです。江戸川区の公費負担制度などをお持ちの方は、受給者証を忘れずにお持ちください。

声帯ポリープについてのよくある質問

Q1. 痛みはありますか?

A1. 一般的に声帯ポリープそのものに強い痛みを感じることは少ないです。主な自覚症状は声のかすれやのどの違和感です。もし強い痛みがある場合は、ポリープ以外の炎症(急性喉頭炎など)を併発している可能性があります。

Q2. 手術をせずに治ることはありますか?

A2. はい、あります。できたばかりの小さなポリープであれば、声を休める沈黙療法や薬物療法、禁煙などを行うことで消失することもあります。ただし、できてから時間が経過して硬くなってしまったポリープは、保存的な治療だけでは治りにくい傾向にあります。

Q3. ささやき声なら喋っても大丈夫ですか?

A3. 実はささやき声は、普通に話すよりも声帯に無理な力が入りやすく、負担をかけてしまうことがあります。声を休める必要があるときは、できるだけ発声自体を控えるのが最も効果的です。

Q4. 子供でも声帯ポリープになりますか?

A4. お子さまの場合はポリープというよりも、左右両側にできる「声帯結節」になることが多いです。元気に走り回って大声を出す習慣があるお子さまによく見られます。まずは適切な診断を受けることが大切です。

院長より

「声」は私たちが社会生活を送るうえで、自分自身の想いを相手に伝えるための非常に大切なツールです。声が出にくい、あるいは思い通りの声にならないということは、私たちが想像する以上に大きな精神的ストレスとなります。江戸川区小岩の地で診療を続けております私たちすぎやま耳鼻咽喉科クリニックでは、そうした患者さんの不安に寄り添い、再び健やかな声を取り戻すお手伝いをしたいと考えております。

のどの奥は自分では直接見ることができないため、「いつか治るだろう」と我慢してしまう方も少なくありません。しかし、日本耳鼻咽喉科学会専門医として多くの症例を診てきた経験から申し上げますと、早期発見・早期治療こそが、手術を避けて保存的に治すための最大のポイントです。当院では最新の機器を備え、苦痛の少ない内視鏡検査を通じて、的確な診断を提供することに全力を注いでいます。

私たちは、地域の皆さまが「ちょっとのどの調子がおかしいな」と思ったときに、一番に思い出していただけるような、親しみやすく頼りがいのあるクリニックでありたいと願っています。小岩駅北口から徒歩1分と、お仕事帰りやお買い物ついでにも立ち寄りやすい立地です。小さなお子さまからご高齢の方まで、のどの悩みをお持ちの方は、どうぞ安心してお気軽にご相談ください。皆さまの毎日が、明るい声とともに素晴らしいものになるよう、スタッフ一同、誠心誠意サポートさせていただきます。

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