習慣性扁桃炎
のどの痛みと高熱を年に何度も繰り返してしまう習慣性扁桃炎でお悩みではありませんか。東京都江戸川区の「すぎやま耳鼻咽喉科クリニック」では、こうした繰り返すのどのトラブルに対して、日本耳鼻咽喉科学会専門医としての知識と経験を活かした丁寧な診療を行っております。習慣性扁桃炎は、単なる「のど風邪」とは異なり、一度治っても数ヶ月おきに強い痛みや38度を超えるような高熱をぶり返すのが特徴です。仕事や学業を頻繁に休まなければならず、日常生活に大きな支障をきたしている方も少なくありません。当院は小岩駅北口から徒歩1分という通いやすい場所に位置しており、内視鏡検査などを用いてのどの状態を詳しく確認することが可能です。地域の皆さまが「また熱が出るのではないか」という不安から解放され、健やかな毎日を過ごせるよう、一人ひとりの病状に合わせた適切な治療アプローチをご提案いたします。みみ・はな・のどの専門家として、小さなお子さんからご高齢の方まで、親身になってサポートさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
習慣性扁桃炎の症状について
習慣性扁桃炎の最も代表的な症状は、激しいのどの痛みと急激な発熱です。急性扁桃炎(扁桃腺が一時的に炎症を起こした状態)を年に3回から4回以上、あるいは2年間で5回以上繰り返す場合に、習慣性扁桃炎と診断されることが一般的です。
のどの痛みについては、単に「イガイガする」という程度ではなく、唾液を飲み込むのも辛いほどの強い痛みが生じることが多く、耳の奥まで響くような放散痛(原因とは別の場所に感じる痛み)を伴うこともあります。また、鏡でのどの奥を見ると、左右にある扁桃腺が赤く腫れ上がり、表面に白いカスのようなもの(膿栓や白苔)が付着しているのが確認できることもあります。
全身症状としては、以下のようなものが挙げられます。
- 38度から40度近い急激な高熱と寒気
- 体全体のだるさ(倦怠感)
- 首のリンパ節の腫れと痛み
- 関節痛や頭痛
- 食欲の低下
特にお子さんの場合は、高熱によって脱水症状を起こしやすいため注意が必要です。大人の方でも、頻繁に高熱を出すことで仕事のパフォーマンスが低下したり、大切な予定をキャンセルせざるを得なくなったりと、精神的なストレスを感じる場面が多くなります。炎症が繰り返されることで、扁桃が常に腫れた状態(扁桃肥大)になり、いびきや睡眠時無呼吸、のどの違和感が続く原因になることもあります。
習慣性扁桃炎の原因について
のどの奥にある扁桃(いわゆる扁桃腺)は、外部から侵入してくるウイルスや細菌から体を守るための免疫組織としての役割を担っています。しかし、過労やストレス、睡眠不足などによって体の免疫力が低下すると、扁桃に付着した病原菌が繁殖し、炎症を引き起こしてしまいます。
習慣性扁桃炎の原因となる主な病原体には、以下のようなものがあります。
- 黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌
- インフルエンザウイルスやアデノウイルスなどのウイルス
- 肺炎球菌
なぜ何度も繰り返してしまうのかという点については、一度炎症を起こした扁桃の組織内に細菌が住み着いてしまい、体調を崩したタイミングで再燃しやすい状態になっていることが考えられます。これを「慢性扁桃炎の急性増悪」と呼ぶこともあります。
また、鼻の症状(副鼻腔炎など)があって口呼吸になっている場合、のどが乾燥して細菌が付着しやすくなることも要因の一つです。江戸川区西小岩の当院では、のどの状態だけでなく、お鼻の状態も含めて総合的に診察を行い、炎症を繰り返す背景に何があるのかを探っていきます。
習慣性扁桃炎の病気の種類について
習慣性扁桃炎に関連する病態はいくつかあり、それらを正しく分類して理解することが治療への第一歩となります。
急性扁桃炎の反復
これが最も一般的な習慣性扁桃炎の形です。普段は何ともないものの、疲れが溜まった時などに急にのどが腫れて熱が出るタイプです。
慢性扁桃炎
急性期の激しい症状が治まった後も、のどの違和感や微熱、首のリンパ節の腫れがずっと続いている状態です。扁桃の表面にある「陰窩(いんか)」と呼ばれる小さなくぼみに膿が溜まりやすくなっています。
扁桃病巣感染症
扁桃自体の症状は軽いものの、扁桃での慢性的な炎症が原因となって、のど以外の場所に病気を引き起こす状態です。代表的なものに、皮膚の病気である掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)や、腎臓の病気であるIgA腎症、関節の痛みが出る胸肋鎖骨過形成症などがあります。これらの場合、扁桃を摘出することで元々の持病が改善することが期待できるため、専門的な判断が求められます。
当院では、こうした幅広い病態の可能性を考慮し、日本耳鼻咽喉科学会専門医として適切な診断を行うよう努めております。
習慣性扁桃炎の治療法について
治療には大きく分けて、炎症が起きている時の「急性期の治療」と、再発を防ぐための「根本的な治療」の2つの側面があります。
急性期の薬物療法
高熱や強い痛みがある時期には、まずは症状を抑えるための対症療法を行います。
- 細菌を退治するための抗生剤(抗菌薬)の内服・・ウイルス性の場合には使用しないこともあります
- 熱を下げ、痛みを和らげる解熱鎮痛剤
- のどの粘膜の炎症を抑える消炎酵素剤
- うがい薬によるのどの洗浄
症状が重く、水分の摂取も困難な場合には、点滴加療が必要になることもあります。
生活習慣の改善
再発を予防するためには、日常生活でのセルフケアも欠かせません。
- 外出後の手洗いとうがいの徹底
- 十分な睡眠とバランスの良い食事
- 部屋の加湿による乾燥防止
- 禁煙や節酒
手術治療(扁桃周囲膿瘍や繰り返す場合)
薬物療法や生活習慣の改善を行っても、年に何度も高熱を出して日常生活に大きな支障がある場合や、炎症が扁桃の周囲まで広がる「扁桃周囲膿瘍」を起こした場合には、手術によって扁桃を摘出する口蓋扁桃摘出術が検討されます。
手術は全身麻酔が必要となるため、入院設備のある連携病院をご紹介しております。当院では手術の必要性を慎重に判断し、患者さんのライフスタイルやご希望に合わせた最適なタイミングをご提案いたします。
習慣性扁桃炎についてのよくある質問
Q1. 扁桃腺は取ってしまっても免疫力に影響はありませんか?
A1. 扁桃は免疫組織の一部ですが、ある程度の年齢(5歳以上)になれば他のリンパ組織がその役割を補うため、扁桃を摘出したからといって全身の免疫力が低下して病気になりやすくなるということはほとんどありません。むしろ、頻繁に高熱を出すことによるお体への負担の方が大きい場合に手術が推奨されます。
Q2. 子供がよく熱を出しますが、何回くらい繰り返したら受診すべきですか?
A2. 回数に明確な決まりはありませんが、月に1回程度繰り返したり、1回の熱が長引いたりする場合は一度ご相談ください。小岩駅周辺にお住まいのご家族も多く来院されており、お子さんの将来的な成長への影響も含めてアドバイスさせていただきます。
Q3. 仕事が忙しくて休めないのですが、早く治す方法はありますか?
A3. 早めに受診していただき、適切な抗生剤や消炎剤を開始することが最短の回復につながります。自己判断で市販薬を使い続けると、炎症が悪化して長引く原因になるため注意が必要です。
院長より
江戸川区西小岩にある「すぎやま耳鼻咽喉科クリニック」院長の杉山博です。習慣性扁桃炎は、一度良くなったと思っても、忘れた頃にまた強い痛みと高熱が襲ってくる大変辛い疾患です。「体質だから仕方ない」「疲れが出るといつものことだから」と諦めてしまっている患者さんを多く見かけますが、適切な管理と治療によって、その頻度を減らしたり、根本的に解決したりすることは可能です。
当院では、日本耳鼻咽喉科学会専門医として、内視鏡検査などで現在ののどの状態を正確に把握し、なぜ炎症を繰り返しているのかという原因を一緒に考えていきます。当院の強みは、患者さん一人ひとりの生活背景に寄り添った診療です。受験を控えた学生さん、お仕事を休めない会社員の方、育児に追われる親御さんなど、それぞれの状況に合わせて、今できる最善の選択肢をわかりやすく提示いたします。
みみ・はな・のどの不調は、日常生活の質を大きく左右します。小岩の皆さまが笑顔で過ごせるよう、丁寧で親身な治療を心がけております。のどの痛みや繰り返す発熱で不安を感じていらっしゃるなら、お一人で悩まずに、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。
