お知らせ | すぎやま耳鼻咽喉科クリニック

お知らせ

・花粉症と花粉が飛散しやすい条件について

花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応によって鼻症状が引き起こされることをいい、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。メカニズムとしては、花粉のアレルゲン(抗原)が鼻腔内の粘膜に付着すると、体内に抗体が作られマスト細胞という細胞に結合します。その後再びアレルゲンが侵入すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出されることにより鼻水等のアレルギー反応が引き起こされます。

 症状は、水のような「鼻水」と「くしゃみ」「鼻づまり」が3大主徴です。 目のかゆみや異物感が生じ、花粉飛散量に比例して症状が悪化する傾向があります。鼻症状は呼吸がしづらくなるため、集中力の低下やよく眠れないなど、勉強や仕事、家事に大きな影響を及ぼします。

 花粉症で、耳がかゆくなるという人もいます。 のどの痛みの症状は、アレルギー性咽喉頭炎でのどそのものがやられる場合もありますが、のどにまで落ちてきた鼻水や鼻汁(後鼻漏)がのど粘膜を傷め、ウイルスや細菌が繁殖して炎症を起こす場合もあります。

 関東のスギ花粉の飛散はほぼ終了し、現在のヒノキ花粉飛散については、5月上旬までと考えられ、今後はイネ科植物のカモガヤ等の花粉飛散へと続きます。

 次に、花粉が飛びやすい条件です。大きく3つあります。
① 「晴れて気温が高い日」
晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
② 「風が強い日」
風が強い日は、花粉が飛んできやすくなるため、注意が必要です。
③ 「雨の翌日以降」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。
 花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。

最後に、来シーズン以降のスギ花粉症対策としましては舌下免疫療法がございます。スギの花粉飛散が落ち着いた6月以降からの開始となりますが、効果がでるまでは3~5年と時間がかかる治療となります。場合によっては、現在の対症療法と併用をしなくてはならない場合もございますので、希望されます場合は、受診時にご相談いただけますと幸いです。11月までのエントリーは可能ですが、12月から5月まではスギの舌下免疫療法の開始はできませんのであらかじめご承知おきください。

※現在は6月から新規のスギ花粉舌下免疫療法は薬剤の入荷が困難な状況にあり、エントリーが出来なくなってます。大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

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